[感想] 己のジブリ感が試される作品「思い出のマーニー」ネタバレ無し - frasm.net

frasm

フラズム
恋と冒険が、僕を大人にしたブログメディア
Update!
    No items.

[感想] 己のジブリ感が試される作品「思い出のマーニー」ネタバレ無し

劇場で泣いたのは久しぶりです。

っていうか、妊娠期間から子供が生まれて、初めて行った映画、それが「思い出のマーニー」。俗に言いうジブリ作品です。

正直万人に進められる作品じゃないし、ましてや子供にはあまり見せたくない作品ではある。

でも、僕は泣いた。親ならきっと泣く。

個人的にはとてもジブリらしい作品だと思っている。自分にとってのジブリって何なんだろうという問が、この作品の評価の別れるポイントだと思う。

思い出のマーニーのジブリらしさ

  1. 背景の書き込みが凄い。美しい。日本じゃないみたいな色彩。
  2. 見てるだけでおなかが減るほど飯がうまそう。シズル感、ボリュームがヤバイ。
  3. 声優とは少し違う、感情を乗せ過ぎない発声がはまっていた。

物語は淡々と、しかも、重苦しい雰囲気ですすむ。

正直息苦しいほどに重苦しい。平たく言えば複雑な家庭環境というやつで。客観的に見ればもちろんかわいそうなのだけれども、それでもとにかく重苦しい。ネガティブに話が進む。

もちろん悲劇的ではないし淡々と進む。

全体を通してのこの重苦しさが、終局へのバネになっている。全体を通しての重さが単純に主人公の開放、物語の開放と突破に対してカタルシスを生む。

もちろん金髪の女の子はマーニーで、主人公とマーニーの関係そして、しめっち屋敷との関係性が(謎が)一つの主線で、これを追う形で物語は進むし、この謎が一つ大きな仕掛けになっているわけで。

仕掛けはまあ、仕掛けとして、僕はうぉ!っとびっくりしたし、おかげてラストシーンで泣いたんだ。

全然明るくもないし、可愛くもないし、なんなら主人公って少し嫌な女の子なんだけど、大なり小なり誰だってたどる心のダークサイドよね。

僕はこの空気感が好きだった。重苦しいし、ちょっとレズっぽいし、わかりやすく暗い未来なんだけど、大丈夫、うん、救いはある。

僕には救いはあったよ。

さあ、自分のジブリ感を確かめに映画館に行ってみるのも面白いと思う。

ジブリと聞いてナウシカが浮かぶのか?ラピュタが浮かぶのか?それともぽんぽこか。

思い出のマーニーは多分わかりやすい娯楽作品じゃないけど、きっとまた何度か見たくなる、何度観ても小さな発見があって、美しい景色に感動できる作品だと思う。

ってことで、僕の中では高評価だったりする。

「思い出のマーニー」劇場本予告映像 – YouTube

ビデオはもうちょい下。
-スポンサーリンク-
Follow!

オススメのカルチャーなこと はコレ!

コメントを残す

frasm
Follow!